雲の表情は一期一会で同じ形はない。
飛行機と絡む位置に雲が湧くと面白い。先日、人生初のセントレアへ撮影に行ってきた。数々の名作が生まれる空港。撮影する人もそれなりにいる。誰も撮らない写真が撮りたい。
セントレアではRWY18を離陸後大きくライトターンする。そんなSIDを理解して、その航路上に面白い雲が発生しているのも見つける。大半の人が離陸の瞬間だけを狙って撮っている中、僕だけはギアアップが終わった後からシャッターを切る。
狙い通りの雲を射抜いてくれた時は嬉しいものだ。
「追い続ければ何かがあるかも」の考えは持ってない。「ここに来い」とだけひたすら願い、ファインダーで飛行機が来るのを待つ。
現実は甘くなく、狙い通りの場所に来ることの方が少ない。でもね、それが飛行機撮影の醍醐味なんだと思えば、またリベンジすればいいだけなんだよ。ただ雲と向き合うだけで楽しめる。同じ雲はないんだから。
最後までありがとうございました。