夢のような瞬間
思い描いた条件がそろうことはごく稀なヒコーキ写真。福岡空港名物のRWY34、ビジュアルアプローチ。大きく捻るのがこのアプローチの魅力。ただ、ビジュアルアプローチであるが故にパイロット次第で大きく変わる。捻るタイミングも各機それぞれ、毎回「今捻れ!!」と祈ることしかできない。
2021年はこの捻りをものすごく狙ってきた。そしてこの日、自分が理想とする条件が全てそろった。
条件としてはそれほど多くない。しかし、これがそろうことがほぼない。
オリジナル基準を全て満たしてくれたこの機体。787の良さが全て出る。思い描いた瞬間がそのまま現実になることは少ない。この写真を撮っていたこの瞬間は、夢の世界を見ているような感覚だった。これだからヒコーキ写真は辞められない(定期)