無彩色な飛行機日記

PC版だとタグ一覧出ます

夢を夢見てた

 夢のような瞬間

 思い描いた条件がそろうことはごく稀なヒコーキ写真。福岡空港名物のRWY34、ビジュアルアプローチ。大きく捻るのがこのアプローチの魅力。ただ、ビジュアルアプローチであるが故にパイロット次第で大きく変わる。捻るタイミングも各機それぞれ、毎回「今捻れ!!」と祈ることしかできない。

 2021年はこの捻りをものすごく狙ってきた。そしてこの日、自分が理想とする条件が全てそろった。

  • 機体に光が回る
  • 換算500㎜で収まるくらいの近さを通る(超望遠がないため)
  • 陽炎が酷くない
  • 右翼のレジがくっきり見える
  • 狙う機体はB787A350の2機種

 条件としてはそれほど多くない。しかし、これがそろうことがほぼない。

f:id:Niiairlines:20211204235114j:plain

 オリジナル基準を全て満たしてくれたこの機体。787の良さが全て出る。思い描いた瞬間がそのまま現実になることは少ない。この写真を撮っていたこの瞬間は、夢の世界を見ているような感覚だった。これだからヒコーキ写真は辞められない(定期)