佐賀空港、幼少期から通っている空港だ。だからこそ、ありがちな天候などもよく知っている。
撮影は1月某日、大体冬は澄み切った青空が広がることが多いが、この日ばかりは3月の空模様だった。霞んでしまい、視程が著しく低下していた。逆に佐賀では定番となるような空だ。がっかりしてしまう空だが、筆者的にはその空に久ぶりに出会えてちょっと嬉しくなっていた。
青空が広がることに越したことはない。だって青空の方が気持ちいいんだもん。
でも、青空だけが空じゃない。こうした霞んでしまった空だって立派な空だ。こういう時は空の面積をできるだけ最小にする。あくまで脇役に徹してもらう。
一期一会の空と対峙する飛行機撮影は辞められない。