静岡を拠点とするフジドリームエアラインズ(以下FDA)は、面白い様々プランを考案し販売している。
今回利用したのは「FDAミステリープラン」だ。一泊二日で航空券とホテル込みで最安10000円(2名でセミダブルの場合)だ。しかし、どこへ行くかは分からない。そんな画期的なプランだ。普通に考えて片道10000円でも十分安いが、なんと往復、しかも宿泊費込みなのは破格だ。
今回は福岡発着で申し込み、目的地は静岡だった。
さて、今回は復路である静岡空港ー福岡空港、JH149をレビューしていく。(往路からじゃないのは気まぐれ)
フライトデータ
- JH149 FSZ-FUK
- 16:30-18:25/16:28-18:12 Flight Time 1hr19min
- Embraer E175STD (JA12FJ)
- 離陸/着陸滑走路 12↑/16↓
- 座席 2K
- 巡航高度 36000ft
- 2021/03/某日
- 天候 静岡、曇り 福岡、曇り
搭乗
静岡空港到着し、すぐにデッキへ。本日の搭乗機を確認する。ホワイトの12号機が今回の搭乗機となる。時間もそんなにないので2回の保安検査場へ急ぐ。
保安検査を終え、搭乗を待つ。搭乗時間になり搭乗開始。搭乗順番は「優先搭乗→窓側座席→それ以外」だった。
搭乗し、自席に着く。今回は2Kの座席を指定した。搭乗率は5割行くか行かない程度。かなりガラガラだった。1~3列目までは自分以外乗っていなかった。この時期であり、尚且つ静岡ー福岡の需要はそんなにないと伺える。
さて、恒例のシート間隔チェックだが以下の写真の通りだ(拳で間を測る写真を取り損ねた)。筆者の身長は165㎝ほど。
シートピッチは79インチで大手のエコノミーと変わらない。ただ、個人的にはやや狭く感じた。大手は同じ79インチでもシートを薄くしたりなどしているため、体感的に広く感じれる。また、小型機であるため天井なども低い。そのため、相対的にやや窮屈に感じてしまっているだけだろう。
離陸&巡航
定刻よりやや早くプッシュバックされ、RWY12からテイクオフする。軽快にクライムしてあっという間に巡航に入る。この時間なのでファンブレードに光が回る。
機窓写真は、エンジン、主翼、ウイングレットの3つが揃いファンブレードまでしっかり光が回るのが個人的な理想。それらを全て満たしてくれたので本当に嬉しかった。
E175、ファンブレードを見たいのなら1~3列目に座ることが必須だろう。それ以降だと厳しそうだ。個人的には前の座席に荷物が置ける2列目をお勧めしたい。
機内サービスが始まり、自分はリンゴジュースを頼んだ。FDAではドリンクのほかにチョコも配っている(写真は撮り損ねた)。絶景を見ながら飲むリンゴジュースは格別だった。
そして、機内探索。前方のギャレーに来た。コンパクトながら収納量はかなりありそうだ。こう見ると機体が楕円であることがよくわかる。
写真左端がトイレになる。
降下&着陸
順調に巡航しあっという間に福岡に。RNAVアプローチでRWY16にランディング。日没前の福岡へ無事到着した。
ランディングしたのはなんと17:51。定刻より30分も早い着陸となった。
こんなに早く着いたのでスポットが空いているはずもなく、10番スポットの前で10分以上の待機を余儀なくされた。こんな経験は初めてだった。
18:05すぎにようやく動き出し、結果定刻より10分ほど早く2番スポットへ到着した。
もちろん一番最後に降機する。そしてキャビンのショットをパシャリ。機内ショットを撮る際は事前にCAさんにお願することを忘れないよう。
福岡は完全に出発と到着の動線が分けられているため、飛行機を降りた乗客は到着通路を進む。ここが撮影するには絶好のスポットになる。
まとめ
静岡―福岡でJH149をしての感想は以下の通り。
- 静岡ー福岡は比較的搭乗率低め(時期にもよる)
- E175は大型機と変わらないシートピッチ
- しかし、やや圧迫感はある
- E175は窓が787と同等レベルに大きい
- トイレはかなり狭い
FDAミステリープランで予約し決まった弾丸静岡遠征。正直、静岡なんて眼中に一切なかった。
しかし、実際に行ってみるとものすごく楽しかった。これがこのプランの真骨頂なんだと。行ってみないと分からない。その大切さを再確認することができたので大変満足だ。
皆さんも、ぜひFDAミステリープランでどこかへ飛ぼう。