~明けましておめでとうございます。2023年もよろしくお願いします。本日は元旦にちなんだ搭乗レビューをお届けします。~
初日の出、1年の最初の日の出は特別なものだ。そんな初日の出を、空から拝むのが「初日の出フライト」だ。
ANA、JALなどが毎年行っている恒例行事。しかし、あまりにも高すぎる。学生の筆者には手が出せないお値段だ。
それなら定期便で日の出より早く出発する便に乗れば「初日の出フライト」になるだろう。福岡の日の出は7:15頃。7時から運用の始まる福岡空港。
選択肢は豊富だが、羽田便は満席近くになりがちでよく遅延する。那覇便は客層があれなので遅延の確率が高い。
遅延した瞬間終わりなので便選びは重要だ。筆者は、B737で客層もビジネスマン多めの伊丹便を選択肢した(安かったのもあるが)。
それではどんなフライトだったかレビューしていく。
フライトデータ
- NH420 FUK-ITM
- 07:05-08:10/06:59-08:08 Flight Time 1hr9min
- B737-800(JA62AN)
- 離陸/着陸滑走路 16↑/32L↓
- 座席 5K(7Kから移動)
- 巡航高度 23000ft
- 2022/01/01
- 天候、福岡:晴れ 伊丹:晴れ(雪)
搭乗
年越しは近くのホテルで過ごし、朝の6時には空港へ着いた。元旦の雰囲気があたりに漂い、少し不思議な気分だ。そんな非日常を味わいつつ荷物を預け保安検査を通過する。
搭乗は5番スポットだ。周囲は多くの人で賑わっていた。
搭乗は6:50頃に始まったが、乗客は思ったより少なく僅か5分ほどでドアクローズした。
搭乗率は5割ほどだろうか。プレミアムクラスは満席だった。
もともと7Kの座席を予約していたが、エコノミークラス最前方の5列目がガラ空きだったのでCAさんに確認を取って移動した。足元も広々でこれはラッキーだ。
フライト
NH420は定刻よりもかなり早い7時前にプッシュが始まり、RWY16へ。記憶があいまいだが、3番目の離陸機だった。
福岡の街並みを眼下にエアボーン。福岡発の東行き(羽田、伊丹など)便は離陸後5分ほどして大きく左旋回し、航路をに東に取る。
つまり、離陸して旋回するまでに日の出が来ると見れないのだ。一種の賭けだったが運よく旋回し、ヘディングITMになった7:18、空の上は日の出を迎えた。
機長からの挨拶も新年のご挨拶と、「ただいま初日の出が見えます」などといったいつもと違ったアナウンスだ。
日の出の瞬間は多くのシャッター音が鳴り響く。気持ちのいい新年だ。
初日の出の撮影夢中になっていると圧倒間にフライトは折り返し地点。機内サービスはもちろんコンソメスープを選択した。
機内サービス終了後、CAさんに話かけられ搭乗証明書いただいた。この便は4人のCAさんのうち2人が男性CAさんだった。男性のCAさんに会うこと自体珍しいので、色々とお話をさせてもらった。
撮影と談笑をしていると1時間足らずのこの路線はあっという間。
それでは恒例のシートピッチチェックだ。しかしながら、今回はエコノミークラス最前列なので足元は文句のつけようがない程広々だ。
ただ、この席は前に荷物が置けないのが難点だ。(今回は隣の空席に荷物を置いた)
伊丹空港は市街地にあるため、静かな街並みを眼下に降下していく。定刻通りに到着した。
降機前に機内を撮影する(CAさんの許可済み)
差し込む光は優しく、今ではやや古い部類に入るB737-800のキャビンを美しく撮ることができた。
まとめ
福岡ー伊丹(NH420)、定期便初日の出フライトに搭乗しての感想は以下の通りだ。
- 福岡ー伊丹はビジネスマンが大半
- 1/1は年末年始の中では何気に穴場かも
- 初日の出のアナウンスがある
- 福岡発で初日の出を見るには遅延したら見れない
- プレミアムクラスはやはり人気
- 1時間のフライトはあっという間
- エコノミー最前列は足元広々
ANAやJALの初日の出フライトはおせちなどが出るなどとても豪華だ。しかし、それなりにお値段がするので、定期便で初日の出を拝むのを選択肢の一つにしてもいいだろう。
定期便だが特別な気分になれるフライトだった。また、男性CAさんに初めて会えたのはなんだか嬉しい。
最後までお読みいただきありがとうございます。