無彩色な飛行機日記

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中国って実際どうなの?一人中国乗り継ぎ旅② 深圳宝安国際空港ー上海虹橋国際空港 ZH9537 深圳航空 A320neo 【搭乗記】

 この記事の続きとなりますのでこちらも見ていただけるとありがたいです。

niiairlines.hatenablog.com

 

  ーこの情報は2024年01月時点での情報ですので現状と相違がある可能性があります。この記事の内容は変わっている可能性がありますので最新情報を確認ください。ー

 

 今回は中国国内線について記載していこうと思います。制限の厳しい中国、そんな国の国内線は果たしてどうなのか?未知の世界を体験したので書いていきます。

 

フライトデータ

  • ZH9537 SZX-SHA
  • 17:10-19:10/17:14-18:50 Flight Time 1h33min
  • A320neo (B-309Q)
  • 離陸/着陸滑走路 15↑/36R↓
  • 座席 23F
  • 巡航高度 33,100 ft
  • 2024/01/某日
  • 天候、晴れ(HND,(SZX)

 

チェックイン&保安検査

 NH965にて深圳国際空港に到着した筆者。国際線→国内線では一旦荷物を受け取り、制限エリア外に出て再度チェックインしないといけないようです。

 荷物を受け取り到着ロビーに出て、出発ロビーに移動しましたが深圳空港のデザインに圧巻されました。写真で見るより実際に高く感じ広大な雰囲気を感じました。

 今回乗るのは深圳航空、日本にも就航していますがなかなか乗る機会の少ない航空会社です。チェックインカウンターへ向かい、自動チャックインキで機械でチェックインしようとするも中国人のIDカードがないと使えないとのこと。有人カウンターへ行くも「英語が全く通じない」。流石にこれは予想しておらずジェスチャーで何とか乗り切りました。スーツケースを預けたかったのですが預けれないと言われ一体何が本当のことやら,,,?(翻訳アプリでそう使えたのにNoって言われた)

 

 無事チャックインを終えたのはいいもののこれからが本番。いよいよ保安検査です。

 

 保安検査レーン、一応列はありますが割り込みが当たり前に行われ唖然としながら待ちます。時間がそんなにないのでかなり焦りますが変にもめごとは起こしたくないですし。

 早速自分の番が来ますが中国人のIDカードがないと通れず係の人に航空券とパスポートを見せると通してくれました。その後の身体検査は体をくまなく触られます。パーカーを来ていましたが脱がされ、ポケットの中までしっかり点検されました。しかも驚いたことに2人から同じことをされるのでめちゃくちゃ時間がかかります。

 男性→女性の保安検査員が担当していましたが、男性検査員も女性をくまなく触っており日本だとセクハラで速攻訴えられそうだなぁ,,と思いつつここは中国だ!と強く思うことで何とか乗り切ました。

 

 先述の通りスーツケースが預けれなかったので持ち込みとして検査をされました。水のペットボトルを入れていたので没収。中国は国内線でも液体は駄目のようです。これは想定内としても驚いたのが、非常食として持って行ってたカップヌードルも没収され残念でしたが規則は守らないといけないですし,,,。

 モバイルバッテリーも全チェック。カメラのバッテリーもあるので時間がかなりかかりました。

 

 こうして何とか保安検査を乗り切りましたが30分はかかったと思います,,,。これだけでかなり疲れました。休んでる暇もなく搭乗開始時間となっているので急いで搭乗口へ。

 こんな時に限ってサテライト出発。連絡電車に乗り向かいます。すごい綺麗なターミナルで写真に収めたかったですがそんな余裕もなく,,,。

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フライト

 無事搭乗口に付きいざ搭乗。A320neoです。数日前まではA330アサインされていましたがまさかの機材変更でA320neoになっていました。

 シップはB-309Q、レジ番にアルファベットがあるのは最近取り入れられた新体制のレジ番である証拠。新機材のためとても綺麗です。

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 搭乗率は9.5割。見た感じ空席は1席しか見つけれなかったのでほぼ満席のフライトです。アナウンスは全て中国語。英語のアナウンスはあるものの最低限しかない感じです。

 neoですがモニターなどは一切なく緊急時の演習をCAさんが行っていました。

 

 定刻よりやや遅れ出発。夕刻の深圳空港をテイクオフしました。離陸中には先ほど乗ってきたANA機が見えましたがそれ以外の機体は見当たらずかなりガラガラな印象。

 

 どんどん暮れていく空を鑑賞しながら順調に高度を上げ巡行に。美しい夕焼けが綺麗でした。後ろの席の女の子も飛行機が好きなのか窓をずっと見ながら歓声を上げており、飛行機好きは万国共通なんだと痛感しました。

 

 ~機内食

 国内線でも機内食がテイキョウされるのはありがたいです。選択肢はなくただサーブされるだけ。バナナが丸ごと出てきたのは流石に驚きました。カレーとよく分からないもの(写真の右端)でしたが、カレーはすごい美味しかったです。右側のものは食べた瞬間酸味を感じ、口に合いませんでした。バナナが意外に美味しく機内で食べるのも悪くないかと思います(笑)。

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 フライト時間は90分。羽田ー福岡くらいの距離感ですね。機内食を食べた後は照明が落とされ真っ暗に。ガチの真っ暗で非常灯以外は全部消灯。お客さんのスマホの光のみが機内に反射する不思議な時間でした。

 忍者レフを忘れた筆者からすると夜景が撮れるのでありがたい限り。

 

 高度を下げ地上が見えてきましたがやはり大気汚染,,,,。霞み方がすごいな。それでも綺麗な夜景を見ながら上海虹橋空港にランディング。

 

 降機前に機内を撮影しましたが、青の座席はなんだか独特な気がします。ANAよりも青い青。ここまで派手だと逆にありですかね?(笑)

 

中国での移動

 荷物受取もないのでそのまま外へ。地下鉄でホテルに向かいます。Alipayを入れていたのですが果たしてしっかり機能してくれるか気になり自販機で試しますがエラー。一応現金も両替しておりどうにかなるかと思い駅へ。

 

 駅へ行く道中に絶対に詐欺だろという勧誘の人に話かけられ鬱陶しかったです。

 

 券売機で驚き、現金が使えない!!!これは詰んだか,,,?一か八かAlipayで決済してみるとこちらでは使えました。無事切符も買え地下鉄へ。駅構内の自販機で水を購入してみましたがこちらでもはAlipayが使え最初のエラーは何だったのか気になります。

 

 地下鉄も案外分かりやすく理解してしまえば簡単です。ただ、駅に入る際には保安検査と手荷物検査があるのでちょっとのドキドキと時間が必要です。

 

 それと中国に行くなら絶対に入れておきたい「高徳地図」。中国のGoogleマップですが、とてつもなく便利で個人的にGoogleマップの上位互換な気がします(日本語非対応なのが難点)。

 

 また、今回泊まったホテルではデポジットを要求されたので現金は少しはもって行ってた方がいいかもしれません。

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まとめ

 中国国内線に乗ってみての感想&中国の移動については以下の通りです。

  • 英語が通じない!
  • IDのない外国人はパスポートがあっても係員に見せて手続きを別途してもらう必要がある
  • 保安検査が鬼のように厳しい
  • 身体検査もめちゃくちゃ触られる
  • カップ麺が没収される
  • 機内サービスは悪くも良くもなく
  • 機内の治安は比較的良好
  • 機内食は微妙
  • 空港には外国人を狙って詐欺の人がいる
  • Alipay使えないと詰む
  • Alipayが便利すぎて現金はそんなにいらない
  • 高徳地図がとても便利
  • 電車乗る時も保安検査する
  • 街中の治安も良好(警察がいたるところにいるがスマホでゲームしてる警官も多い)
  • 大気汚染やばい

 以上が気づきです。思ったよりも治安も良く一人でも十分楽しめそうな気はします。それでもなんだか監視されてるピリピリ感が好きじゃない人にはそんなにお勧めできません。

 

 皆さんも一度は中国へ行ってみてはどうでしょうか??