Niiの飛行機撮影日記

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JAL navi特典で乗る 羽田空港ー香港国際空港(JL29) B787-9(B789) 【搭乗記】

 学生カードである、「JALカードnavi」には減額マイルというとても素晴らしい特典がある。国内線は半分のマイルで、国際線は通常より半分以下で取れたりなどとてもお得な特典だ。詳細は以下を参照にしてほしい。

www.jal.co.jp

 

 前々から訪れてみたかった香港へせっかくなので行ってみることに。

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 香港などの東アジアは10000マイル。しかも国内線も往復分つけれるので1フライトあたり2500マイルという超お得に発券することができた。

 

 唯一の難点としては最低マイル数で空席があり、尚かつJALnavi用の空席がなければ発券できないためなかなか希望の日で航空券を確保するのは案外難しい。空席のある日に合わせ旅程を合わせるのが無難だろう。

 

 そんなJALnaviで発券したうちの一区間である、羽田ー香港のJL29を今回はレビューしていく。

 

 

フライトデータ

  • JL29 HND-HKG
  • 09:55-13:30/09:59-13:23 Flight Time 3h56min
  • B787-9 (JA871J)
  • 離陸/着陸滑走路 16R↑/07L↓
  • 座席 59K
  • 巡航高度 40,000ft
  • 2024/05/某日
  • 天候、晴れ(HND)曇り(HKG)

 

搭乗

 今回は福岡からの乗り継ぎであったため、航空券はすでに手元にある状況。第1ターミナルから第三ターミナルへ移動し保安検査へ。羽田の3タミの保安検査の混雑がすごいと言われたはいるが、タイミングが良かったのかほぼ並ぶことなくスムースに通過できた。

 

 搭乗口は134番、バスから乗る沖止めスポットだ。9時半過ぎにバスへの案内が始まった。エコノミーなので少し待機しバスへ乗り込む。少々長いランプのバス旅。連れてこられたのは153番スポット。サテライトの向かい側にあるスポットだ。

 

 L2のみにタラップがつけられており機内へ乗り込む。皆が写真を撮りながら乗り込む。近くでGEnxを見れるのは最高だ。沖ドメ、オタクからすると大当り。

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 今回は一番最後列の59Kの座席を指定した。JALB787は2-4-2の横8席配置で、3-3-3の横9席配置がほぼ多数を占める今ではかなりレアだ。おかげで横幅はエコノミーとは思えないほど広く快適だ。また、前のシートピッチにも余裕があり快適に過ごせそうだ。

 

 また、最後列なため気兼ねなくリクライニングできる。窓の位置も悪くなく欠点の見つからない座席だった。

 

 唯一残念だったのは自席の個人モニターが壊れていたこと。幸い隣が空席であったため、飛行中はそちらのモニターを用いて映画などを見ることにした。

 

 搭乗率は6割ほどで案外空席が目立つ。日本人は体感3割ほどしか乗ってなくJALに乗っているのに若干肩身が狭く感じた。

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フライト

 プッシュバック完了後RWY16Rへ。そのためタキシングは最短で終わり、滑走路前で離陸待ちになる。10分ほど待機しGEnxがうねりを上げる。かなり引っ張ってテイクオフ。快晴の東京を眺めながら高度を上げていく。

 離陸後15分ほどで富士山が見えてくる。こうしてみる富士山は優雅なもの。他のお客さんも窓際に押し寄せ撮影に来る。自席にも写真を撮らせてくれと数名押しかけてきた。

 その大半が香港の方で日本人は大人しく座っていた。日本の国内線では「左側に〇〇が見えます」と案内があってもそれを見に席を離れる日本人は少数派だ。この辺りでも海外を感じれるので国際線はテンションが上がる。

 

 

 離陸後約1時間でお待ちかねの機内食が配布される。メニューの詳細は忘れたがとても美味しくいただくことができた。野菜なども新鮮で流石日系だと感じれる機内食レベルだ。

 

 ANAでは食後にハーゲンダッツが配られるがJALでは機内食配布と一緒にサーブされる。個人的にカチカチで食べたい派なので、アイスを食べるときにはかなり溶けてしまうJALの方式はちょっと残念だった。

 

 世界最高峰の機内食、青空を見ながら食べるのは至福の時間だった。

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 機内食の後は穏やかな時間が流れる。窓は真っ暗になり機内照明を落とされ、乗客それぞれが個人の時間を過ごす。

 

 僕は映画を見て、見終わったら配布されるブランケットに身を任せ夢の世界へ入ることにした。

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到着

 約4時間のフライトも気づけば終盤。香港は曇天で薄い雲を次々に抜けて高度を下げていく。香港国際空港RWY07Lにランディング。

 

 香港は絶賛拡張工事中でスポットまで長い。約15分ほどタキシングしスポットインした。

 香港国際空港名物のスカイブリッジを初めて見るが大きさに驚く。定刻より早く到着。さっさと降りてイミグレへ。混んでるとか言われていたが、誇張なしで1分で終わった。行列も一切なく人もいなかったのでここであってるのか疑心暗鬼になりながらのイミグレだったが、問題なく通過。

 

 荷物が出てくるのに30分もかかった。

まとめ

 日本航空、羽田ー香港線を利用しての感想は以下の通りです。

  • JALnaviの海外特典航空券はとてつもなくお得
  • navi特典の空席を見つけるのはかなり大変
  • 2-4-2のB787は4時間のフライトでは快適すぎる
  • 機内食のレベルは高く美味しかった
  • 搭乗率はまぁまぁ(復路のJL29では満席でした)
  • ほとんど現地の方で日本人は少ない
  • 最後列はおすすめ
  • 香港国際空港のイミグレは爆速だった
  • 荷物は出てくるのに時間がかかった

 

 以上になります。学生の方でJALnaviカードを持ってない方はとてもお得なカードですので作ってみるのをお勧めします。こんなに少ないマイル数で海外へ、しかもJALで行けるのはお得すぎます。